食物アレルギー

rue

2013年08月16日 18:09


卵なしクッキー。ぴよが卵アレルギーだからね。
アレルギーに関して情報が欲しいと思っていたので
ナイスタイミンでの開催でした。↓


小児保健協会が主催する
食物アレルギーの市民講座に参加してきました。

世の中はネットの普及でアレルギーに関して
過剰な情報があふれている状態。
しかもほとんどが、根拠のない間違った情報。
残念ながら医師の中にも
15年ほど前の古い考えにしがみついて
間違った検査・アドバイスをしている方も多いとの事でした。

実際にアレルギーが発症する
アナフィラキシーの対処法も教えてもらい、
その際使用する「エピペン注射」も
トレーニング用を使用して使い方を学びました。

除去食などに関しては過剰評価をしているけど
アナフィラキシーに関しては
重症なショック状態を見る機会がないので
過小評価をされているようです。
実際、ワタシも深く考えた事がない。
でも、実はすごく重要視しないといけないと言ってました。

アナフィラキシーが発症した際に使用するエピペンについては・・・こちら


アレルギーの発症状態に関しては
皮膚症状 68.4%
粘膜症状 41.9%
呼吸器症状 30.3%
消化器症状 10.5%
ショック症状 7.2%

皮膚に関しては命にかかわる状態ではないので
緊急性は低いものの
粘膜・呼吸器・ショック状態は
最悪呼吸停止などを起こすので
要注意と説明していました。

7.2%と数字で見ると少なく感じますが
恐らく全国でこの7.2%に入る子供は
概算でも1万人はいるだろうとの事。

アレルギーについての基本的な知識や
負荷試験の重要性
食事の不適切な除去方法など
今までの考えがひっくりかえる内容でした。
県内でも数か所、負荷試験を行っている小児科があるようなので
一度ぴよも受診してみようと思います。


食物アレルギーに関してはこちらも参考に。
先生が推薦していた「よくわかる食物アレルギーの基礎知識」は
1冊からでも無料で発送してくれるようです。
環境再生保全機構に問い合わせてみてね。

*推薦といっても90%はOKだけど、まだまだ訂正したい部分もあるが・・・との事

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