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2012年02月13日

深い。

先日、半年ぶりくらいの薬膳講習会に参加。
病院で糖尿病患者さん向けの食事指導を行うとの事で
復習を兼ねた勉強会でした。




すぐに食事療法や食材に入りがちだったけど
細かい弁証の必要性を改めて実感。

症状が浅い部分でとどまっているのか
それとも中まで入り込んでいるのか。
熱なのか冷えなのか。
元気があるのか、ないのか。

それをキチンと見極めないと
案内する食材が変わってくる。

単に冷えているから「黒糖」「生姜」で温めるのではなく
場合によっては黒糖や生姜が体にとって強すぎたり
改善しない事も出てきます。
そんな時は温める作用がもう少し弱い食材がよかったり。

もしくは、温める食材で熱を体に入れるのではなく
体から寒(冷え)を取り去る事が良い事も。

必要な栄養を補うのか
不要なモノを取り払うのか。

深いなー。
でも楽しいなー。
久しぶりに1人の時間も満喫できて
有意義な時間でした。





最近、dadaの頻尿があったので
腎の働きを補う食事を心がけてました。
主婦ってばー。
FBではちょくちょく紹介している
補腎メニューを。


深い。
「ブロッコリーとクルミの胡麻ドレッシング和え」

・ブロッコリー 
「甘・平」 肝・脾・腎に作用
補腎・健脾など。腎機能低下に。

・クルミ    
「甘・温」 腎・肺に作用
固精・温肺など。足腰の衰えや肌荒れ、慢性の咳や喘息

・ゴマは黒ゴマがオススメですが、
 ドレッシングが白だった。



深い。
「エビとブロッコリーのホワイトソース煮」

・エビ
「甘かん(塩)・温」 肝・腎・胃に作用
 補腎・補陽・補気など。足腰の冷え、体力回復など。
*更年期で説明した温める力が低下した人にオススメ。


深い。
「黒ゴマ・クルミのおにぎり」

・黒ゴマ
「甘・平」 脾・肺・肝・腎に作用
補肝・補腎など。足腰の衰え、耳鳴り、脱毛、老化防止など

*コレはプチサイズなので、
 dadaもバクバク食べます。
*クルミは砕いて醤油で味付けした













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Posted by rue at 20:29 │中医学